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人生なんて戯言だよ・・・戯言シリーズ感想


西尾維新作品である戯言シリーズを読んでみた。
僕の読書記録によるとサイコロジカル以降約10日で全部読んでるらしい。

道理でほかに何かした記憶がないと思ったよ・・・まぁ、まさか近所の図書館に全部揃っていると思わなかっただけなんですけどね~

後、その近所の図書館猫物語黒の予約数が40件とかだった。1年ぐらい待って回ってくるかどうかのレベルなら僕なら買うな・・・とか思ってしまいました。まぁ、戯言なんですけど。

以下ネタバレ

戯言シリーズ:
西尾維新のデビュー作それに連なる続編。
構成としては
クビキリサイクル
クビシメロマンチスト
クビツリハイスクール
サイコロジカル上
サイコロジカル下
ヒトクイマジカル
ネコソギラジカル上
ネコソギラジカル中
ネコソギラジカル下

全9冊

話の流れとしては、戯言使い(本名不明)の主人公がその戯言で推理漫画の如く殺人犯を追い詰めていくかと思いきや、気づいたら主人公の周りの変人、超人と戯言ではなく肉体言語で語りあう能力バトルっぽい小説です。


本当にどこの性悪王女(プリンセス)だってぐらい殺し屋とかあたりと一般人?の主人公が肉体言語で語り合う様はまさに炎刃王よろしくの度肝を抜く展開に継ぐ展開です。


感覚としては推理物として始まったはずなのに気がついたら銃ある翼とかいう殺し屋と殺し合いを始めてしまって最後には、世界がどうこうとか言い出し某螺旋系漫画と同じような感じです。


と、いうかまさにそれだわ。最初は推理をやろうとしていたところとこ、後のほうにいけばいくほど人外がたくさん出てくるところとかまさにそれです。なんかどこかで見たことあるな~と思っていた謎が解けてよかったです。


そんな話なのですが、中でも注目すべきところは、その二つ名とネーミングセンスの素晴らしさです。

例えば
葵井巫女子、佐々 沙咲
これどう読むかというと、あおいいみここ、ささささきという絶対舌噛むわ!!というキャラが盛りだくさんです。

本当によくこんな読みにくくて発音しにくい名前思いつくものだと感心してしまいます。

更に二つ名として人類最強、人類最終、人類最悪、人類再弱なんかの呼び方が出てくるのですが、その理由が作中で伝わってくるというのが凄いと思います。

最後のほうなんてどんなことがあっても「まぁ、人類最強だからな~」と感じてしまうほどにその呼び名に抵抗がなくなってきます。むしろ人類最強以外にこの人を表現する手段はないというほどです。作者の才能と刷り込みってこわいな~と冷静になってみれば思いますが、とにかく読んでいる最中はそういう疑問が一切わかなくなるほど馴染んでいるというところが凄いところで、また怖いところです。

また、主人公の戯言使いの成長の様子が凄く分かりやすくて共感しやすいというところもポイントです。

最初は、もの凄くひねくれていて世界を穿った見方でしか見ることができないのに、様々な人間と関わっていくことによって人間的に一歩ずつ一歩ずつ前向きになっていくっていうところが物語の肝として機能していく様が非常に心をうちます。

ただ、その様子がものすごくあららぎさんと似通っているというのがいろんな意味で残念なんですけどね・・・
同じ作者だから当然と言えば当然なんですが、それでも芯の部分があららぎさんそっくり(と、いうかあららぎさんが戯言使いそっくり)と言うのは、どうなんだろうな~と思ってしまいましたが・・・

と、いうことで個人的にはかなり楽しめた作品でした。西尾維新恐ろしい子!


以下シリーズごとの感想(っていうか戯言)
クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)
(2002/02/07)
西尾 維新take

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前書いた物のコピペ含み

あらすじ:天才たちを孤島に閉じ込めてみたらどうなるだろう?

やっぱり殺人事件でも起こるんだろうか?

と、いうことを言いたかったんじゃないかな~というのが僕の主観。

孤島に閉じ込められた人々。集められた天才。変な口調で喋るヒロイン。

設定だけ聞いたら良くあるミステリー+ラノベと見せかけておいてミステリーをやる気が毛頭ない逆ネウロみたいなラノベでした。

ネウロが動機がどうでもいいミステリー?だとすると、こっちはトリックがどうでもいいラノベ。トリックは一応ミステリーの体を取っている手前あるけどあまり意味がなくて世界感と、入れ替わりトリックの種明かしのどんでん返しが素晴らしかったです。

しかし、この時点で人類最終とか13階段とかの構想はあったのだろうか・・・
半分ぐらいはあった気もするけど、絶対これ書いた時点ではあんなに殺し屋がどうこうとか人を自由に操れる能力者がどうこうなんて考えてなかったんだろうな~



クビシメロマンチスト 人間失格・零崎人識 (講談社ノベルス)クビシメロマンチスト 人間失格・零崎人識 (講談社ノベルス)
(2002/05/08)
西尾 維新take

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あらすじ:
基本的に駄目人間な戯言使いだけど、一歩外に出れば人間社会にちゃんとまざれるよ~

なんて幻想を抱いていた頃が僕にもあった気がする・・・

初めて殺人鬼の零崎人識が登場した巻です。ただ彼自身は今後終盤まで出てこないわけですが・・・

しかし、この話の見所はなんと言っても戯言使いの駄目さ加減です。もちろんこれが今後のための複線なわけですが、それでも人間社会にまざれないというのは結構きっついものがありますよね・・・


後、この話のポイントのもう一つは、推理において語り手は常に中立であるという暗黙の了解(ルール)をいとも簡単に破りやがったところです。全体で見ると、もちろん主人公が中立であったことなんてない以上は当然予想できることなのですが、この頃はまだ殺人鬼ぐらいしかでてきてなかったので、普通に推理するつもりで読んで痛い目にあいました。

ちなみに参考までにノックスの十戒(推理物が守るべきルール)

犯人は物語の当初に登場していなければならない

探偵方法に超自然能力を用いてはならない

犯行現場に秘密の抜け穴・通路が二つ以上あってはならない(一つ以上、とするのは誤訳)

未発見の毒薬、難解な科学的説明を要する機械を犯行に用いてはならない

中国人を登場させてはならない(この場合の「中国人」とはフー・マンチューなどに代表される「超常現象を駆使
する人物」を指す)

探偵は、偶然や第六感によって事件を解決してはならない

変装して登場人物を騙す場合を除き、探偵自身が犯人であってはならない

探偵は読者に提示していない手がかりによって解決してはならない

“ワトスン役”は自分の判断を全て読者に知らせねばならない

双子・一人二役は予め読者に知らされなければならない

中国人ぐらいしか守ってるものないな~



クビツリハイスクール 戯言遣いの弟子 (講談社ノベルス)クビツリハイスクール 戯言遣いの弟子 (講談社ノベルス)
(2002/08/06)
西尾 維新take

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あらすじ:
ちょっと女子高に潜入してきてくれる? もちろん女装でな!

、推理? 何それおいしいの??

まぁ、この話の大事なところは、正直ジグザグの弟子が戯言パーティに加入したぐらいで特に意味もないため、感想も特にないです。

まぁ、このあたりから人外しか出てこなくなったので、作者も推理路線捨てたんだろうな~という視点で見ると非常に重要な巻かもしれません。

ちなみに僕の感想は、おもしろくもないし、つまらなくもないとい一番感想に困る物でした。
後、戯言シリーズ全体で見るとものすごく大事な話なのかと思ってましたが、別にそんなこともなかったです

重要なの場所ぐらいじゃね??




サイコロジカル(上) 兎吊木垓輔の戯言殺し (講談社ノベルス)サイコロジカル(上) 兎吊木垓輔の戯言殺し (講談社ノベルス)
(2002/11/07)
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サイコロジカル(下) 曳かれ者の小唄 (講談社ノベルス)サイコロジカル(下) 曳かれ者の小唄 (講談社ノベルス)
(2002/11/07)
西尾 維新take

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あらすじ:

ホームズとワトソンが恣意的に事実曲げようとしたらそりゃ、分からね~よな~

前回あまりにも推理関係ない話しすぎたので、今回は原点に戻って密室殺人をまじめにやっているのかと思いきやその実は、戯言使い自体が真相を煙に巻くというまさかの展開。

本当に論理展開もクソもないような話をまじめにするっていうのはそれだけで才能であるという後々への複線を張りつつも、やっぱり読者を煙に巻くような内容はどうだろうと思いました。


後、害悪細菌(グリーングリーングリーン)っていうのは無理がある呼び方にもほどがあるのではないかと・・・



ヒトクイマジカル 殺戮奇術の匂宮兄妹 (講談社ノベルス)ヒトクイマジカル 殺戮奇術の匂宮兄妹 (講談社ノベルス)
(2003/07/05)
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あらすじ:
山奥に閉じ困られてしまったけど、簡単に助けがきたよ~

山奥に閉じ困られた戯言使いご一行。当然朝起きると人が死んでしまっているわけです。

戯言使い以外全員

さすがにちょっと吹きましたね。推理物っていうのはどうしても探偵役とは別に一緒にいる一般人が必要なわけです。解決示す時に主に驚くとか、同意するとか最後に人質に取られるとか
(金田一におけるみゆき、コナンにおける蘭などなど)

それを無視して当然のようにみんな死んでいたというのは逆に斬新でしたね。
ちなみに上記の理由から探偵の同行者というのは大概殺人事件に遭遇はするが基本的に安全であるというのが一般的です。

普通に同行者死にましたけどねw

読者の意表をつくという意味では、主人公の身内が被害者になるというのは*サイコメトラーEIJIの例を取ってみても分かることですが、それ以上に後味が悪くなってしまいます・・・

これがやりたくてジグザグの弟子をあの学校からつれて帰ったと思うと、西尾先生超こえー

*一、二話かけて掘り下げたキャラをその次の長編の被害者にするという鬼畜漫画もちろん僕は好きだよ!



ネコソギラジカル(上) 十三階段 (講談社文庫)ネコソギラジカル(上) 十三階段 (講談社文庫)
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あらすじ:
世界の終わりがどうこう言っていたけど、終わりよければすべてよし

戯言シリーズ最終章

人類最強がやられてしまったときの絶望感は異常。

しかし、最終章で当然のように登場人物を13人も増やしてくるとは思わなかったな~13人もいても扱いきれないだろうに・・・

実質はその半分ぐらいしか詳しくは出てこなかったわけですが、それでも13人も増やして本当にどう処理するんだろうといらぬ心配をしてしまいました。


しかし、この最終章・・・「正直3冊もいらなかったよな~」ということは僕の心の中にしまっておきます。



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Author:サタイン
日々その日暮らしをしている漫画好きです。紙媒体は決して電子媒体に負けないと思って日々生きています。ポケモンW無事クリア!! レーナ@という名前でやっているので、もしネットで見かけたときなどはよろしくお願いします。もう2011年、・・・なんだと・・・詳しくはこちら

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